こんにちは。独身腹話術です。今回も自分の疑問に自分で答えていきます。
近年、ネットショッピングの発展で運送業の需要が高まってることはご存じでしょうか。
みなさんも「楽天」「メルカリ」「ヤフオク」「Amazon」などの通販サイトを一度は使ったことがあると思います。
では、注文した荷物はだれが宅配に来ますか?
需要が高まっている「宅配業での独立」について気になったので、10社以上の宅配業者の話を聞いた実体験から、リアルな情報をお届けします。
是非、参考にしてみてください。
宅配業で独立をする際、どこを選んだらいいのか
こういった疑問や悩みはありませんか?
宅配業で独立!3選!
①佐川急便
②ヤマト運輸
③すでに業務委託などで宅配業をしてる会社
佐川急便
✓契約形態:業務委託
・佐川急便から業務委託という形で個人宅を中心に宅配を行います。
✓開業資金:3万円~120万
・金額の差は、貨物用軽車両をすでに所有しているかの違いです。
すでに所有している人であれば5万円程度で開業可能
✓収支シミュレーション
・完全出来高制(1個宅配あたり平均145円)
【売上】145円×100個×26日=377,000円/月
【経費】ガソリン:45,000円、車両保険:12,000円、その他諸経費:15,000円
【売上】377,000円 - 【経費】72,000円 = 【利益】305,000円
(メリット)
加盟金・ロイヤリティーが0円の為、売上から経費を引いたものがそのまま利益となる。
大手運送会社なので、安心感と安定して出荷物がある為、能力が上がれば1日の宅配数を向上でき
売上を上げていくことが可能。
(デメリット)
1個あたりの平均単価が若干安い為、未経験で開業した場合に1日あたりの宅配数が少ないため
理想の売上を達成するまでに時間がかかる可能性がある
ヤマト運輸
✓契約形態:フランチャイズ
・ヤマト運輸とのフランチャイズ契約になり、それぞれの営業所・エリアで個人宅を中心に宅配を行う
✓開業資金:2万円~120万
・金額の差は、貨物用軽車両をすでに所有しているかの違いです。
すでに所有している人であれば3万円程度で開業可能
✓収支シミュレーション
・完全出来高制(1個宅配あたり平均157円)
【売上】157円×100個×26日=408,200円/月
【経費】ガソリン:45,000円、車両保険:12,000円、その他諸経費:15,000円
事務手数料:11,000円
【売上】408,200円 - 【経費】83,000円 = 【利益】325,000円
(メリット)
フランチャイズ契約ですが、加盟金が0円で毎月11,000円(事務手数料)のみ
Amazonの宅配業務を行っているため、運送業界では一番勢いがある
(デメリット)
佐川急便に比べ、若干平均単価は高いが、経験値がそのまま成果につながる為、
理想の売上を達成するまでに時間がかかる可能性がある
すでに業務委託などで宅配業をしてる会社
✓契約形態:業務委託
・佐川急便やヤマト運輸などから業務委託で仕事を受けている企業から、業務委託という形で個人宅を中心に宅配を行う
✓開業資金:5万円~120万
・金額の差は、貨物用軽車両をすでに所有しているかの違いです。
・佐川急便やヤマト運輸と違い、車両レンタルや無料貸出を行ている企業もある
✓収支シミュレーション ・完全出来高制 ◆企業1(1個宅配あたり平均176円) 【売上】176円×100個×26日=457,600円/月 【経費】ガソリン:45,000円、車両保険:2,500円、その他諸経費:15,000円 手数料(売上の15%):68,640円 ※車両レンタル可能:30,000円 【売上】457,600円 - 【経費】131,140円 = 【利益】326,460円 ◆企業2(1個宅配あたり平均170円) 【売上】170円×100個×26日=442,000円/月 【経費】ガソリン:45,000円、車両保険:5,000円、その他諸経費:15,000円 手数料(売上の15%):66,300円 ※車両貸無料 【売上】442,000円 - 【経費】131,300円 = 【利益】310,700円
(メリット)
1個あたりの平均単価が高く、佐川急便やヤマト運輸より売上を伸ばすことが可能
車両を所有していなくても、車両レンタルや企業によっては無料貸出を行っている
(デメリット)
一見、単価が高いので売上が大きく見えるが、手数料が発生する為、しっかりと契約内容の確認が必要
佐川急便やヤマト運輸と比べ、常に安定して宅配物があるわけではない
コメント